[Weekly] Wildlife Damage Countermeasures
狩猟向け手袋の選び方は?素材や必要な機能性などを詳しく解説
狩猟の際に必要なアイテムはいろいろありますが、手袋もその1つです。寒い時期や雨などの際に作業をスムーズに行うためだけではなく、手袋は狩猟のときに手や銃を保護するためにも用意しておきましょう。 本記事では、狩猟に使う手袋に必要な機能や狩猟用手袋を選ぶときのポイントについて詳しく紹介します。 目次 1手袋は狩猟に必要なアイテムの1つ 2狩猟に便利な手袋 3狩猟で使う手袋に求められる機能性 1防寒 2耐久性 3防水性 4通気性 5指先の動かしやすさ 6グリップ感 4狩猟用の手袋を選ぶときのポイント 1暖かい素材か 2ストレッチ性があるか 3適度な薄さか 4手袋の裾が絞れるか 5手頃な価格か 6ちょうど良いサイズか 5狩猟の際は目的に合った手袋を用意しよう 手袋は狩猟に必要なアイテムの1つ 狩猟の際には、さまざまな持ち物を用意します。銃猟の場合は銃を携帯して歩きますが、それ以外の猟でも無線や地図、コンパス、GPS、アーミーナイフ、保護用メガネなどがあるとよいでしょう。 また、安全を確保して狩猟を楽しむためにもハンティンググローブ・シューティンググローブと呼ばれるような手袋を用意してください。手袋は防寒の役目だけではなく、手や銃を保護し、仕留めた鳥獣の血液などからの感染症予防、また、ダニなどを介しての間接的な感染を防ぐためにも必要です。 使用する目的によって、用意する手袋の種類も変わってくるため、狩猟する時期や場所、作業内容に合わせて揃えておきましょう。 狩猟に便利な手袋 狩猟の際に便利に使える手袋は、次のようなものがあります。 ・皮の手袋 ・防寒手袋 ・射撃用手袋 ・軍手...
狩猟向け手袋の選び方は?素材や必要な機能性などを詳しく解説
狩猟の際に必要なアイテムはいろいろありますが、手袋もその1つです。寒い時期や雨などの際に作業をスムーズに行うためだけではなく、手袋は狩猟のときに手や銃を保護するためにも用意しておきましょう。 本記事では、狩猟に使う手袋に必要な機能や狩猟用手袋を選ぶときのポイントについて詳しく紹介します。 目次 1手袋は狩猟に必要なアイテムの1つ 2狩猟に便利な手袋 3狩猟で使う手袋に求められる機能性 1防寒 2耐久性 3防水性 4通気性 5指先の動かしやすさ 6グリップ感 4狩猟用の手袋を選ぶときのポイント 1暖かい素材か 2ストレッチ性があるか 3適度な薄さか 4手袋の裾が絞れるか 5手頃な価格か 6ちょうど良いサイズか 5狩猟の際は目的に合った手袋を用意しよう 手袋は狩猟に必要なアイテムの1つ 狩猟の際には、さまざまな持ち物を用意します。銃猟の場合は銃を携帯して歩きますが、それ以外の猟でも無線や地図、コンパス、GPS、アーミーナイフ、保護用メガネなどがあるとよいでしょう。 また、安全を確保して狩猟を楽しむためにもハンティンググローブ・シューティンググローブと呼ばれるような手袋を用意してください。手袋は防寒の役目だけではなく、手や銃を保護し、仕留めた鳥獣の血液などからの感染症予防、また、ダニなどを介しての間接的な感染を防ぐためにも必要です。 使用する目的によって、用意する手袋の種類も変わってくるため、狩猟する時期や場所、作業内容に合わせて揃えておきましょう。 狩猟に便利な手袋 狩猟の際に便利に使える手袋は、次のようなものがあります。 ・皮の手袋 ・防寒手袋 ・射撃用手袋 ・軍手...
命を無駄なくおいしく安全に提供する「宇佐ジビエファクトリー」(大分県宇佐市)
今回訪れたのは、大分県宇佐市にある「宇佐ジビエファクトリー」(有限会社サンセイ)。 ”身体にやさしい”をコンセプトに、化学調味料を使わず天然素材にこだわって造り上げた「安心院(あじむ)ソーセージ」として、ソーセージやジビエ肉、その他加工肉などを取り扱っています。 宇佐ジビエファクトリーとは 「宇佐ジビエファクトリー」は、有限会社サンセイの”ジビエ加工施設”。 大分県内で捕獲されたイノシシやシカの約97%が廃棄されていることを知り、食肉加工業者としてジビエ食材を有効活用することが使命と考え立ち上げました。 捕れたての魚のようにジビエも鮮度が命。 室温4度設定という、まるで冷蔵庫のような部屋で作業をすることで、菌の繁殖を防ぎ、安全安心な肉として取り扱っています。 国内でも有数の「国産ジビエ認証施設」として、単に処理をするだけでなく、安全安心に、そして味にもこだわったジビエとして加工しています。 全国的でも数少ない、年間1000頭を超える処理施設の一つです。 ※国産ジビエ認証制度: 衛星管理基準およびカットチャートによる流通規格の遵守、適切なラベル表示によるトレーサビリティの確保等に取り組む食肉処理施設の認証を行う。 2018年5月に制定され、より安全なジビエの提供と消費者のジビエに対する安心の確保を図る制度。 ジビエを始めたきっかけ もともと焼肉店の運営などをしていた同社。当時は高級な食べ物であった焼肉を、おいしくて良いものを安心価格で食べてもらいたいと考え、無添加の加工肉を自分たちで作って提供することを決意し、2011年に「安心院ソーセージ」を設立します。 その後、ジビエ食肉加工も始めることになりますが、そのきっかけは、農家の方の「イノシシやシカの処理をどうにかできないか」との一声だったそう。 ある日、その農家の方が、野生動物に農作物を食い荒らされてしまい困っていたところを猟友会に捕獲を頼みます。しかし、猟師は役所に届けるのに必要な”しっぽ”だけを取っていき、残りはその場に捨ててしまう始末であったといいます。 「動物が腐敗していく状況を見るのがつらく、農業を辞めようかと思っている」と、そんな話を聞き、何とかしたいと思い、研究を重ねてジビエ食肉加工を始めました。 肉の仕入れについて ジビエを商材とするのにあたり無くてはならないのが、肉の仕入れです。 肉は猟友会の協力のもと、約30名の猟師に年間1,600頭ほど提供してもらっています。 そのうち、シカが8割・イノシシが2割。シカの林業被害が多いこともあり、イノシシに比べてシカの方が自治体の報奨金が高くなっていることも要因の一つと考えられます。 「宇佐ジビエファクトリー」では、畜肉を扱う肉のプロ目線と、これまで多くのジビエを取り扱うことで得た目利き力を活かして、質の良い肉を仕入れることができているといいます。 また、対象地域が限られますが、持ち込みが難しいという方には、現場に行っての引き取りも行っています。 ジビエへの思い ジビエの普及に対して、一般的にはマイナスなイメージがついているのが現状です。 血抜きや鮮度に対してあまり知識を持っていない、こだわりのない処理施設が作ったジビエは臭みが強かったり、猟師からおすそ分けでもらったジビエは、実は長い期間冷凍庫に保管されていたものも多いと聞きます。 そういった貴重な命が扱い一つでイメージダウンしてしまっていることに心を痛め、”どの命も無駄にしないこと”を使命として、受け入れたイノシシやシカを今日も大事に扱っています。 学校給食でジビエを ジビエのイメージアップの一つとして活用しているのが、”学校給食”です。 食育や郷土愛の観点から、年に2回ほど大分県内の小・中学校の給食へジビエを提供しています。...
命を無駄なくおいしく安全に提供する「宇佐ジビエファクトリー」(大分県宇佐市)
今回訪れたのは、大分県宇佐市にある「宇佐ジビエファクトリー」(有限会社サンセイ)。 ”身体にやさしい”をコンセプトに、化学調味料を使わず天然素材にこだわって造り上げた「安心院(あじむ)ソーセージ」として、ソーセージやジビエ肉、その他加工肉などを取り扱っています。 宇佐ジビエファクトリーとは 「宇佐ジビエファクトリー」は、有限会社サンセイの”ジビエ加工施設”。 大分県内で捕獲されたイノシシやシカの約97%が廃棄されていることを知り、食肉加工業者としてジビエ食材を有効活用することが使命と考え立ち上げました。 捕れたての魚のようにジビエも鮮度が命。 室温4度設定という、まるで冷蔵庫のような部屋で作業をすることで、菌の繁殖を防ぎ、安全安心な肉として取り扱っています。 国内でも有数の「国産ジビエ認証施設」として、単に処理をするだけでなく、安全安心に、そして味にもこだわったジビエとして加工しています。 全国的でも数少ない、年間1000頭を超える処理施設の一つです。 ※国産ジビエ認証制度: 衛星管理基準およびカットチャートによる流通規格の遵守、適切なラベル表示によるトレーサビリティの確保等に取り組む食肉処理施設の認証を行う。 2018年5月に制定され、より安全なジビエの提供と消費者のジビエに対する安心の確保を図る制度。 ジビエを始めたきっかけ もともと焼肉店の運営などをしていた同社。当時は高級な食べ物であった焼肉を、おいしくて良いものを安心価格で食べてもらいたいと考え、無添加の加工肉を自分たちで作って提供することを決意し、2011年に「安心院ソーセージ」を設立します。 その後、ジビエ食肉加工も始めることになりますが、そのきっかけは、農家の方の「イノシシやシカの処理をどうにかできないか」との一声だったそう。 ある日、その農家の方が、野生動物に農作物を食い荒らされてしまい困っていたところを猟友会に捕獲を頼みます。しかし、猟師は役所に届けるのに必要な”しっぽ”だけを取っていき、残りはその場に捨ててしまう始末であったといいます。 「動物が腐敗していく状況を見るのがつらく、農業を辞めようかと思っている」と、そんな話を聞き、何とかしたいと思い、研究を重ねてジビエ食肉加工を始めました。 肉の仕入れについて ジビエを商材とするのにあたり無くてはならないのが、肉の仕入れです。 肉は猟友会の協力のもと、約30名の猟師に年間1,600頭ほど提供してもらっています。 そのうち、シカが8割・イノシシが2割。シカの林業被害が多いこともあり、イノシシに比べてシカの方が自治体の報奨金が高くなっていることも要因の一つと考えられます。 「宇佐ジビエファクトリー」では、畜肉を扱う肉のプロ目線と、これまで多くのジビエを取り扱うことで得た目利き力を活かして、質の良い肉を仕入れることができているといいます。 また、対象地域が限られますが、持ち込みが難しいという方には、現場に行っての引き取りも行っています。 ジビエへの思い ジビエの普及に対して、一般的にはマイナスなイメージがついているのが現状です。 血抜きや鮮度に対してあまり知識を持っていない、こだわりのない処理施設が作ったジビエは臭みが強かったり、猟師からおすそ分けでもらったジビエは、実は長い期間冷凍庫に保管されていたものも多いと聞きます。 そういった貴重な命が扱い一つでイメージダウンしてしまっていることに心を痛め、”どの命も無駄にしないこと”を使命として、受け入れたイノシシやシカを今日も大事に扱っています。 学校給食でジビエを ジビエのイメージアップの一つとして活用しているのが、”学校給食”です。 食育や郷土愛の観点から、年に2回ほど大分県内の小・中学校の給食へジビエを提供しています。...
狩猟で得られる収入は?仕事内容や必要な道具・資格など徹底解説
狩猟は、個人が趣味として楽しむものだけではなく、野生鳥獣や外来生物による被害を防いだり、生態系のバランスを保つ役割もあります。 本記事では、狩猟でお金を稼ぎたいと考えている人に向けて、狩猟で得られる収入について詳しく解説していきます。狩猟に必要な道具や資格についてもお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。 目次 1狩猟とは?意義や役割を知ろう 1農林水産被害を防ぐ 2外来生物による被害を防ぐ 3生態系のバランスを保っている 2狩猟鳥獣は46種類存在する 3狩猟で得られる主な収入源 1報奨金対象の害獣を駆除する 2鳥獣の肉や皮を販売する 4狩猟の始め方 1狩猟免許試験に申込みをする 2初心者狩猟免許講習会に参加する 3狩猟免許を取得する 4銃砲所持許可を取得する 5狩猟に必要な道具を揃える 6狩猟者登録を行う 5狩猟で得られる収入は様々!副業から始めるのがおすすめ 狩猟とは?意義や役割を知ろう 狩猟とは、鳥獣保護管理法で定められた罠や空気銃などの狩具を使って、狩猟対象の鳥獣を捕獲することです。狩猟は誰でもできるものではなく、狩猟免許取得や狩猟者登録が必要です。 狩猟には、趣味としての楽しみだけでなく、害獣や外来種による被害を防ぐといった役割もあります。ここでは、狩猟の意義や役割について詳しく解説していきます。 農林水産被害を防ぐ 農林水産省「全国の野生鳥獣による農作物被害状況(令和4年度)」によると、野生鳥獣による農作物被害額は約156億円であり、特に農山村地域ではこの問題が深刻です。 これらの地域では、野生鳥獣の捕獲や被害防除設備の設置に多額の費用が必要となる一方で、都会ほどの財源がないため、十分な対策を講じられない場合が多くあります。 このような状況で注目されるのが狩猟の役割です。狩猟は、野生鳥獣を捕獲することで農作物や森林を守り、被害防除設備を導入する余裕のない農林水産業者を助ける役割も担っています。 外来生物による被害を防ぐ 外来生物とは、「海外から我が国に導入されることによりその本来の生息地又は生育地の外に存することとなる生物」と外来生物法で定義されています。 日本にやってきた一部の外来生物は、生態系や人の生命・体、さらには農林水産業へ大きな被害を与えることがあります。このような外来生物は「特定外来生物」に指定されています。 狩猟鳥獣で特定外来生物に指定されているのは、アライグマ、アメリカミンク、ヌートリア、タイワンリス(クリハラリス)です。狩猟による特定外来生物の排除は、農林水産業被害の軽減や日本の自然生態系の保全に大きく貢献しています。...
狩猟で得られる収入は?仕事内容や必要な道具・資格など徹底解説
狩猟は、個人が趣味として楽しむものだけではなく、野生鳥獣や外来生物による被害を防いだり、生態系のバランスを保つ役割もあります。 本記事では、狩猟でお金を稼ぎたいと考えている人に向けて、狩猟で得られる収入について詳しく解説していきます。狩猟に必要な道具や資格についてもお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。 目次 1狩猟とは?意義や役割を知ろう 1農林水産被害を防ぐ 2外来生物による被害を防ぐ 3生態系のバランスを保っている 2狩猟鳥獣は46種類存在する 3狩猟で得られる主な収入源 1報奨金対象の害獣を駆除する 2鳥獣の肉や皮を販売する 4狩猟の始め方 1狩猟免許試験に申込みをする 2初心者狩猟免許講習会に参加する 3狩猟免許を取得する 4銃砲所持許可を取得する 5狩猟に必要な道具を揃える 6狩猟者登録を行う 5狩猟で得られる収入は様々!副業から始めるのがおすすめ 狩猟とは?意義や役割を知ろう 狩猟とは、鳥獣保護管理法で定められた罠や空気銃などの狩具を使って、狩猟対象の鳥獣を捕獲することです。狩猟は誰でもできるものではなく、狩猟免許取得や狩猟者登録が必要です。 狩猟には、趣味としての楽しみだけでなく、害獣や外来種による被害を防ぐといった役割もあります。ここでは、狩猟の意義や役割について詳しく解説していきます。 農林水産被害を防ぐ 農林水産省「全国の野生鳥獣による農作物被害状況(令和4年度)」によると、野生鳥獣による農作物被害額は約156億円であり、特に農山村地域ではこの問題が深刻です。 これらの地域では、野生鳥獣の捕獲や被害防除設備の設置に多額の費用が必要となる一方で、都会ほどの財源がないため、十分な対策を講じられない場合が多くあります。 このような状況で注目されるのが狩猟の役割です。狩猟は、野生鳥獣を捕獲することで農作物や森林を守り、被害防除設備を導入する余裕のない農林水産業者を助ける役割も担っています。 外来生物による被害を防ぐ 外来生物とは、「海外から我が国に導入されることによりその本来の生息地又は生育地の外に存することとなる生物」と外来生物法で定義されています。 日本にやってきた一部の外来生物は、生態系や人の生命・体、さらには農林水産業へ大きな被害を与えることがあります。このような外来生物は「特定外来生物」に指定されています。 狩猟鳥獣で特定外来生物に指定されているのは、アライグマ、アメリカミンク、ヌートリア、タイワンリス(クリハラリス)です。狩猟による特定外来生物の排除は、農林水産業被害の軽減や日本の自然生態系の保全に大きく貢献しています。...
狩猟する際の装備は?ベストな服装と自然の中で役に立つアイテムを紹介
狩猟を行う際は、きちんと装備を整えることが大切です。身の安全を守るためにも、きちんと必要なアイテムを準備をして狩猟を行いましょう。 本記事では「狩猟に備えるべき装備」や「狩猟の際に抑えておきたい注意点」について詳しく紹介します。服装や持ち物に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。 目次 1狩猟の装備に必要なアイテムとポイントを解説 1服装 2猟銃 3無線機 4ナイフ 5衛生グッズ 6袋や使い捨てのビニール手袋 7GPS 8地図 9目印テープ 10ライター 11食糧 12虫除け 2狩猟方法ごとの装備品と服装を解説 3狩猟の際に抑えておきたい注意点 4フル装備で身の安全を確保!狩猟に出かける際はアイテムの見直しをしよう 狩猟の装備に必要なアイテムとポイントを解説 狩猟を行う場合に、必要なアイテムをそれぞれ詳しく紹介します。必需品から持っていると便利なアイテムまで紹介していますので、狩猟を行う方は以下のポイントを参考にしましょう。 服装 まずは狩猟を行う際の、服装について解説します。険しい山に入る場合を想定し、身体の負荷が少ない服装でハンティングに臨みましょう。 全体的な服装 季節にもよりますが、狩猟の際はよく体を動かすため、汗もたくさんかきます。汗による不快感や身体の冷えを防ぐためにも、速乾性に優れた衣類を身に付けましょう。山道は枝や石、草が密集しています。上着はTシャツでも構いませんが、ケガの予防のために下はロングパンツを着用してください。 ただし、忍び猟では衣類の擦れによる音が出ないように注意が必要です。狩猟する動物によっては音に敏感な場合もあるので、カシャカシャと音が鳴るような素材の衣類は避けましょう。 ベスト 狩猟者が事故防止のために着用するのが、ハンティングベストです。ブレイズオレンジという鮮やかなカラーを採用しており、狩猟者同士で「人」と認識するために起用されています。人為的なミスを防ぐためにも、必ずハンティングベストを着用しましょう。 ただし、大型鳥獣などの狩猟に用いられる「巻き狩り」の場合、猟友会から指定されているハンティングベストでは音が鳴るので注意が必要です。内部にフリース素材をはじめとする繊維質の衣類を着用することで、音の発生を防ぐ効果に期待ができます。 音に敏感な動物に対応する方は、ベストと衣類の相性も確認をしてから着用してください。...
狩猟する際の装備は?ベストな服装と自然の中で役に立つアイテムを紹介
狩猟を行う際は、きちんと装備を整えることが大切です。身の安全を守るためにも、きちんと必要なアイテムを準備をして狩猟を行いましょう。 本記事では「狩猟に備えるべき装備」や「狩猟の際に抑えておきたい注意点」について詳しく紹介します。服装や持ち物に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。 目次 1狩猟の装備に必要なアイテムとポイントを解説 1服装 2猟銃 3無線機 4ナイフ 5衛生グッズ 6袋や使い捨てのビニール手袋 7GPS 8地図 9目印テープ 10ライター 11食糧 12虫除け 2狩猟方法ごとの装備品と服装を解説 3狩猟の際に抑えておきたい注意点 4フル装備で身の安全を確保!狩猟に出かける際はアイテムの見直しをしよう 狩猟の装備に必要なアイテムとポイントを解説 狩猟を行う場合に、必要なアイテムをそれぞれ詳しく紹介します。必需品から持っていると便利なアイテムまで紹介していますので、狩猟を行う方は以下のポイントを参考にしましょう。 服装 まずは狩猟を行う際の、服装について解説します。険しい山に入る場合を想定し、身体の負荷が少ない服装でハンティングに臨みましょう。 全体的な服装 季節にもよりますが、狩猟の際はよく体を動かすため、汗もたくさんかきます。汗による不快感や身体の冷えを防ぐためにも、速乾性に優れた衣類を身に付けましょう。山道は枝や石、草が密集しています。上着はTシャツでも構いませんが、ケガの予防のために下はロングパンツを着用してください。 ただし、忍び猟では衣類の擦れによる音が出ないように注意が必要です。狩猟する動物によっては音に敏感な場合もあるので、カシャカシャと音が鳴るような素材の衣類は避けましょう。 ベスト 狩猟者が事故防止のために着用するのが、ハンティングベストです。ブレイズオレンジという鮮やかなカラーを採用しており、狩猟者同士で「人」と認識するために起用されています。人為的なミスを防ぐためにも、必ずハンティングベストを着用しましょう。 ただし、大型鳥獣などの狩猟に用いられる「巻き狩り」の場合、猟友会から指定されているハンティングベストでは音が鳴るので注意が必要です。内部にフリース素材をはじめとする繊維質の衣類を着用することで、音の発生を防ぐ効果に期待ができます。 音に敏感な動物に対応する方は、ベストと衣類の相性も確認をしてから着用してください。...
狩猟ナイフとは?用途別のおすすめナイフや選ぶ際の注意点を知ろう
狩猟においてナイフは欠かせない道具の一つです。作業を安全かつ効率的に行うためには適切なナイフ選びが欠かせません。しかし、狩猟ナイフには多種多様な種類や用途があり、どの狩猟ナイフを選ぶべきか分からない方も多いでしょう。 本記事では、狩猟ナイフの基本的な用途や選び方のポイント、ナイフに使われる鋼材の詳細について解説します。また、用途別に最適なナイフも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。 目次 1狩猟ナイフとは?3つの用途を解説 1獲物への止め刺し 2獲物を解体する 3枝やロープなどを切る 2狩猟ナイフの選び方のポイント 1銃刀法に注意する 2初心者は安いナイフから試してみる 3重量が300g程度のものを選ぶ 3狩猟ナイフの鋼材について 1狩猟ナイフの主な鋼材は炭素鋼とステンレス鋼の2つ 2鋼材の硬度と靭性について 3狩猟ナイフに使われる鋼材一覧 4用途別に最適な狩猟ナイフを紹介 1狩猟刀|止め刺しにおすすめ 2ナタ|ヤブ払いに便利 3スキナーナイフ|皮はぎ専用のナイフ 4ケーパーナイフ|鳥の解体や骨を外すのに活躍 5ブッチャーナイフ|獲物の筋引きや精肉作業に最適 6フォールディングナイフ|ちょっとした作業に便利 5初心者がまず揃えるべき狩猟ナイフ 4ユーティリティナイフ 4剣鉈 6狩猟ナイフは経験や用途に合わせて最適なものを選ぼう! 狩猟ナイフとは?3つの用途を解説 狩猟ナイフは、獲物を仕留めるだけでなく、解体や皮剥ぎ・枝やヤブの処理など、狩猟活動全般で活躍する重要なツールです。ここでは、狩猟で求められる狩猟ナイフの具体的な用途について詳しく解説していきます。 獲物への止め刺し 止め刺しは、狩猟の状況によって必要になることがあります。例えば、罠猟では罠にかかった獲物をまず気絶させ、その後ナイフを使って失血死させます。これにより、獲物への苦しみをできるだけ少なくし、迅速かつ効率的に処理できます。...
狩猟ナイフとは?用途別のおすすめナイフや選ぶ際の注意点を知ろう
狩猟においてナイフは欠かせない道具の一つです。作業を安全かつ効率的に行うためには適切なナイフ選びが欠かせません。しかし、狩猟ナイフには多種多様な種類や用途があり、どの狩猟ナイフを選ぶべきか分からない方も多いでしょう。 本記事では、狩猟ナイフの基本的な用途や選び方のポイント、ナイフに使われる鋼材の詳細について解説します。また、用途別に最適なナイフも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。 目次 1狩猟ナイフとは?3つの用途を解説 1獲物への止め刺し 2獲物を解体する 3枝やロープなどを切る 2狩猟ナイフの選び方のポイント 1銃刀法に注意する 2初心者は安いナイフから試してみる 3重量が300g程度のものを選ぶ 3狩猟ナイフの鋼材について 1狩猟ナイフの主な鋼材は炭素鋼とステンレス鋼の2つ 2鋼材の硬度と靭性について 3狩猟ナイフに使われる鋼材一覧 4用途別に最適な狩猟ナイフを紹介 1狩猟刀|止め刺しにおすすめ 2ナタ|ヤブ払いに便利 3スキナーナイフ|皮はぎ専用のナイフ 4ケーパーナイフ|鳥の解体や骨を外すのに活躍 5ブッチャーナイフ|獲物の筋引きや精肉作業に最適 6フォールディングナイフ|ちょっとした作業に便利 5初心者がまず揃えるべき狩猟ナイフ 4ユーティリティナイフ 4剣鉈 6狩猟ナイフは経験や用途に合わせて最適なものを選ぼう! 狩猟ナイフとは?3つの用途を解説 狩猟ナイフは、獲物を仕留めるだけでなく、解体や皮剥ぎ・枝やヤブの処理など、狩猟活動全般で活躍する重要なツールです。ここでは、狩猟で求められる狩猟ナイフの具体的な用途について詳しく解説していきます。 獲物への止め刺し 止め刺しは、狩猟の状況によって必要になることがあります。例えば、罠猟では罠にかかった獲物をまず気絶させ、その後ナイフを使って失血死させます。これにより、獲物への苦しみをできるだけ少なくし、迅速かつ効率的に処理できます。...
ハンティングに必須の狩猟ベスト|必要な理由や選び方を詳しく紹介
狩猟の際に着用するベストは、ハンティングに便利な機能が備わっているだけではなく、ハンターの安全を確保する意味でも狩猟には重要なアイテムといえます。 さまざまなハンティング用の狩猟ベストがありますが、使い勝手のいいもので自分に合うサイズを着用することが大切です。本記事では、狩猟ベストを着る理由や狩猟ベストの選び方について詳しく紹介します。 目次 1狩猟ベストとは?3つの用途を解説 2狩猟ベストを着る理由 1視認性を上げるため 2予備の弾をしまうため 3両手が自由に使えるようにするため 4万が一のときに保険が下りるように 5ローカルルールで義務付けられている 3狩猟ベストに必要な機能 1安全性を確保できる色 2ステルス性を高める柄 3収納力 4動きやすさ 4狩猟ベストの選び方 1ジャストサイズ 2視認性が高いもの 3収納が多いもの 4体温調節できるもの 5防水・透湿性の高いもの 6音がしにくい素材のもの 5狩猟ベストの価格相場 6狩猟ベストは機能性の高いものを選ぼう! 狩猟ベストとは 狩猟ベストとは、ハンティングのときに使うベストのことをいいます。複数のポケットがベストの至るところにあり、薬莢を入れたり狩猟で必要な携行品が収納できるようになっているものです。 一般的な狩猟ベストは目立つ赤やオレンジ色などのものが多いですが、実は狩猟べストには明確なガイドラインはなく、色の指定も着用の義務もありません。 日本で狩猟を行う際は、鳥獣保護管理法という法律を守る必要がありますが、この法律の中には、狩猟時の服装についての規定は一切書いていないのです。しかし、多くのハンターが狩猟のときに狩猟ベストを着ることには、利便性だけではなくさまざまな理由があります。 狩猟ベストを着る理由 ハンティングのときに狩猟ベストを着る理由には、次のようなものがあります。...
ハンティングに必須の狩猟ベスト|必要な理由や選び方を詳しく紹介
狩猟の際に着用するベストは、ハンティングに便利な機能が備わっているだけではなく、ハンターの安全を確保する意味でも狩猟には重要なアイテムといえます。 さまざまなハンティング用の狩猟ベストがありますが、使い勝手のいいもので自分に合うサイズを着用することが大切です。本記事では、狩猟ベストを着る理由や狩猟ベストの選び方について詳しく紹介します。 目次 1狩猟ベストとは?3つの用途を解説 2狩猟ベストを着る理由 1視認性を上げるため 2予備の弾をしまうため 3両手が自由に使えるようにするため 4万が一のときに保険が下りるように 5ローカルルールで義務付けられている 3狩猟ベストに必要な機能 1安全性を確保できる色 2ステルス性を高める柄 3収納力 4動きやすさ 4狩猟ベストの選び方 1ジャストサイズ 2視認性が高いもの 3収納が多いもの 4体温調節できるもの 5防水・透湿性の高いもの 6音がしにくい素材のもの 5狩猟ベストの価格相場 6狩猟ベストは機能性の高いものを選ぼう! 狩猟ベストとは 狩猟ベストとは、ハンティングのときに使うベストのことをいいます。複数のポケットがベストの至るところにあり、薬莢を入れたり狩猟で必要な携行品が収納できるようになっているものです。 一般的な狩猟ベストは目立つ赤やオレンジ色などのものが多いですが、実は狩猟べストには明確なガイドラインはなく、色の指定も着用の義務もありません。 日本で狩猟を行う際は、鳥獣保護管理法という法律を守る必要がありますが、この法律の中には、狩猟時の服装についての規定は一切書いていないのです。しかし、多くのハンターが狩猟のときに狩猟ベストを着ることには、利便性だけではなくさまざまな理由があります。 狩猟ベストを着る理由 ハンティングのときに狩猟ベストを着る理由には、次のようなものがあります。...
巨田池(こたいけ)の鴨網猟 見学レポート
いつも当店をご利用いただきありがとうございます!イノホイの福士と申します。猟期が始まったということもあり、私達の地元宮崎で400年以上の歴史をもつ鴨網猟を見学してきましたので、様子をレポートさせていただきます! 巨田池の鴨網猟とは まずは巨田池の鴨網猟とはどういったものなのかをご説明させてください。 宮崎市佐土原町上田島にある巨田(こた)池は、巨田神社の東側にある灌漑用のため池で、冬季なると多くの鴨が飛来する。ここでは越網(こえあみ)とよばれる投げ網を使い、鴨の生態を利用した伝統的な猟法が現在も受け継がれている。鴨は日中は池で羽を休め、夕方に餌をとるために巨田池を飛び立ち、明け方に池に戻ってくる。池を取り巻く丘陵の樹木を凹形に伐採して鴨の通り道をつくり、ここを通過する鴨に向けて越網を投げ上げ鴨を捕らえる網猟である。鴨網猟については『上井覚兼(うわいかくけん)日記』(天正14(1586)年9月17日記事)にも記されており、400年以上の歴史をもつ伝統的なものである。 また大正4(1915)年の「地方風俗習慣調」には、鴨網猟が武士の鍛錬としても行われていたことが記されている。 現在、鴨越(かもごえ)保存会によりこの猟法が受け継がれている。国内で網を用いた鴨猟を行っているところは巨田池を含め数ヶ所であるが、伝統的な猟が現在も組織的に行われているのは、巨田池と石川県の片野鴨池の2ヶ所のみであり、大変貴重なものである。 ※みやざき文化財情報ホームページより引用 古くは武士の鍛錬にも使われており、行われている場所はここ巨田池と石川県の片野鴨池の2ヶ所のみという非常に貴重な猟法ということに驚きました。 道具は手作り。罠猟とは異なるおもしろさが沢山 用いる猟具は巨大なテニスラケットのような網。長さは背丈を大きく超えて〜2mほどもありました。もちろん市販はされておらず、持ち手の桜の木を削り、網も手で編んでいるとのこと。400年もの間変わらない形状や手法に驚きと興奮を隠せません。以下、私が魅力的だと感じた点をご紹介します。 猟の時間が短い! 上記画像のように、猟ができるのは日の出、日の入りの20分程のみとなっているのです。私は夕方に見学したのですが、当日も時間になると続々と猟師さんが集まり、18時頃からの20分程で猟をして解散という流れでした。銃も罠もある程度時間を要するため、圧倒的な時間効率の良さを感じました。 猟場(坪)の存在 画像にあるように池を取り囲むようにして坪という猟場が存在します。その日の天候などに合わせて選ぶようですが、場所によっては鴨が飛んでこないということもあり、非常に奥深さを感じさせられました。また、古くには土地の領主など権力者のみが使えるような坪もあったとのことです。 実際の坪はこのようにしっかりと草刈り、整備を行う必要があり、裏手(捕獲時に鴨が落ちていく場所)も合わせると3日がかりで草刈りをしているとのこと。 ※裏手の様子。(ブレブレな画像で申し訳ありません。。)同行させていただいた猟師さんが見事に捕獲に成功し、鴨を引き上げに行った際の様子です。罠ですと夜の山に入ることが少ないので、非常に新鮮な体験でした。 まとめ 私自身を含め、宮崎に住んでいても知らない方が沢山いらっしゃる「巨田池(こたいけ)の鴨網猟」は罠とは違う魅力が盛り沢山でした。ただ、残念なことに参加者は減少傾向であるとのこと。来年は網猟の資格を取得して参加したいと思います!全国各地にも伝統的な猟法があるものと思いますので、是非皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか?ご一読ありがとうございました!
巨田池(こたいけ)の鴨網猟 見学レポート
いつも当店をご利用いただきありがとうございます!イノホイの福士と申します。猟期が始まったということもあり、私達の地元宮崎で400年以上の歴史をもつ鴨網猟を見学してきましたので、様子をレポートさせていただきます! 巨田池の鴨網猟とは まずは巨田池の鴨網猟とはどういったものなのかをご説明させてください。 宮崎市佐土原町上田島にある巨田(こた)池は、巨田神社の東側にある灌漑用のため池で、冬季なると多くの鴨が飛来する。ここでは越網(こえあみ)とよばれる投げ網を使い、鴨の生態を利用した伝統的な猟法が現在も受け継がれている。鴨は日中は池で羽を休め、夕方に餌をとるために巨田池を飛び立ち、明け方に池に戻ってくる。池を取り巻く丘陵の樹木を凹形に伐採して鴨の通り道をつくり、ここを通過する鴨に向けて越網を投げ上げ鴨を捕らえる網猟である。鴨網猟については『上井覚兼(うわいかくけん)日記』(天正14(1586)年9月17日記事)にも記されており、400年以上の歴史をもつ伝統的なものである。 また大正4(1915)年の「地方風俗習慣調」には、鴨網猟が武士の鍛錬としても行われていたことが記されている。 現在、鴨越(かもごえ)保存会によりこの猟法が受け継がれている。国内で網を用いた鴨猟を行っているところは巨田池を含め数ヶ所であるが、伝統的な猟が現在も組織的に行われているのは、巨田池と石川県の片野鴨池の2ヶ所のみであり、大変貴重なものである。 ※みやざき文化財情報ホームページより引用 古くは武士の鍛錬にも使われており、行われている場所はここ巨田池と石川県の片野鴨池の2ヶ所のみという非常に貴重な猟法ということに驚きました。 道具は手作り。罠猟とは異なるおもしろさが沢山 用いる猟具は巨大なテニスラケットのような網。長さは背丈を大きく超えて〜2mほどもありました。もちろん市販はされておらず、持ち手の桜の木を削り、網も手で編んでいるとのこと。400年もの間変わらない形状や手法に驚きと興奮を隠せません。以下、私が魅力的だと感じた点をご紹介します。 猟の時間が短い! 上記画像のように、猟ができるのは日の出、日の入りの20分程のみとなっているのです。私は夕方に見学したのですが、当日も時間になると続々と猟師さんが集まり、18時頃からの20分程で猟をして解散という流れでした。銃も罠もある程度時間を要するため、圧倒的な時間効率の良さを感じました。 猟場(坪)の存在 画像にあるように池を取り囲むようにして坪という猟場が存在します。その日の天候などに合わせて選ぶようですが、場所によっては鴨が飛んでこないということもあり、非常に奥深さを感じさせられました。また、古くには土地の領主など権力者のみが使えるような坪もあったとのことです。 実際の坪はこのようにしっかりと草刈り、整備を行う必要があり、裏手(捕獲時に鴨が落ちていく場所)も合わせると3日がかりで草刈りをしているとのこと。 ※裏手の様子。(ブレブレな画像で申し訳ありません。。)同行させていただいた猟師さんが見事に捕獲に成功し、鴨を引き上げに行った際の様子です。罠ですと夜の山に入ることが少ないので、非常に新鮮な体験でした。 まとめ 私自身を含め、宮崎に住んでいても知らない方が沢山いらっしゃる「巨田池(こたいけ)の鴨網猟」は罠とは違う魅力が盛り沢山でした。ただ、残念なことに参加者は減少傾向であるとのこと。来年は網猟の資格を取得して参加したいと思います!全国各地にも伝統的な猟法があるものと思いますので、是非皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか?ご一読ありがとうございました!
【イベント報告】イノホイの森であそぼう!
11月16日(土)にイノホイの森にて行ったイベント「イノホイの森であそぼう!」ですが、沢山の方々にご参加いただきましたので開催の様子をレポートさせていただきます! ーーーイノホイの森とはーーー鳥獣被害について詳しく知らない一般の方でも、鳥獣捕獲用の罠作りを行ったり、許可制で狩猟免許を持っているけど捕獲する土地を持っていない方に解放、技術指導などを行うことで今後の狩猟家の育成・発達に寄与できる活動を行うために運営しております。ーーーーーーーーー 3つの体験を実施 当日はあいにくの小雨となりましたが、森の整備から始まり「森から作る竹のオカリナ作り」「草の葉や木の葉っぱで作る叩き染め」「森から切り出したアカメカシワとセンダンで作った森の色鉛筆作り」が実施されました! 森から作る竹のオカリナ作り 自分だけの音色を作れるオカリナ作り。それぞれ特徴的なオカリナが出来上がっていました。 草の葉や木の葉っぱで作る叩き染め 子どもから大人まで大人気だった叩き染めでは、各自が持ち寄った布へ森の植物が次々と映し出されました。普段なかなか覚えられない植物の名前も作業を通すと自然と頭に入ってきます。 アカメカシワとセンダンで作った森の色鉛筆作り こちらは鉛筆作りの様子です。不揃いな点やそれぞれの凹凸にとても愛嬌がある鉛筆が出来上がりました。不定期とはなりますが、今後もこういったイベントを開催予定ですのでご興味のある方は是非ご参加ください!
【イベント報告】イノホイの森であそぼう!
11月16日(土)にイノホイの森にて行ったイベント「イノホイの森であそぼう!」ですが、沢山の方々にご参加いただきましたので開催の様子をレポートさせていただきます! ーーーイノホイの森とはーーー鳥獣被害について詳しく知らない一般の方でも、鳥獣捕獲用の罠作りを行ったり、許可制で狩猟免許を持っているけど捕獲する土地を持っていない方に解放、技術指導などを行うことで今後の狩猟家の育成・発達に寄与できる活動を行うために運営しております。ーーーーーーーーー 3つの体験を実施 当日はあいにくの小雨となりましたが、森の整備から始まり「森から作る竹のオカリナ作り」「草の葉や木の葉っぱで作る叩き染め」「森から切り出したアカメカシワとセンダンで作った森の色鉛筆作り」が実施されました! 森から作る竹のオカリナ作り 自分だけの音色を作れるオカリナ作り。それぞれ特徴的なオカリナが出来上がっていました。 草の葉や木の葉っぱで作る叩き染め 子どもから大人まで大人気だった叩き染めでは、各自が持ち寄った布へ森の植物が次々と映し出されました。普段なかなか覚えられない植物の名前も作業を通すと自然と頭に入ってきます。 アカメカシワとセンダンで作った森の色鉛筆作り こちらは鉛筆作りの様子です。不揃いな点やそれぞれの凹凸にとても愛嬌がある鉛筆が出来上がりました。不定期とはなりますが、今後もこういったイベントを開催予定ですのでご興味のある方は是非ご参加ください!
第三回 命の授業サミットin奈良に参加しました。
一般社団法人猟協のグループである株式会社TSJや猟師工房ドライブインの仲村様、原田様(写真右側)が実施している「命の授業」に参加してきました!※猟師工房ドライブインとは・・・日本初の鳥獣を活用した道の駅内施設エンターテイメント「猟師工房ドライブイン」は、有害鳥獣駆除をメインの事業に展開する株式会社TSJが鳥獣の利活用による道の駅を利用した新しいビジネスモデルを独自に考案した事業です。同社の強みである鳥獣捕獲から解体・流通までのスキームを使い、今までなかなか口にすることのなかったジビエのお料理が提供されたり、大手ツアー会社と提携した観光事業、同社スタッフによる狩猟体験学習や、当店「イノホイ」が提供する鳥獣捕獲用の罠の販売展示などを行っています。 猟師工房ドライブインは詳細こちら 命の授業サミットとは 駆除鳥獣の命を大切に、無駄にしないために、毎年全国2000名以上の子どもたちに講演を行っている原田様のお話から始まり、奈良県宇陀市に出来た国内最新鋭の食肉処理施設『宇陀ジビエファクトリー』や残渣減容化施設の見学会が実施され、非常に貴重な機会となりました。※宇陀ジビエファクトリー外観原田様のお話の中で最も記憶に残ったのは、狩猟という分野において、持続可能な事業スキームを作りたいということ。猟師になる若者が活躍できるような土台を作ることで、今の世代にはない新たなアプローチが生まれる可能性に着目して多様な事業を推進されているということでした。また、イベントには全国から猟友会会員の方々、処理施設の運営者、大学教授、鹿素材を用いた作家さん等、様々な業種が参加されており、積極的に意見交換が行われていたこともとても印象的でした。 宇陀市は鹿革の出荷高シェア95%! 会場にはシカ、イノシシ、アライグマ、ハクビシンなど10種類ほどの様々な皮が展示されていたのですが、なんと宇陀市菟田野は毛皮の出荷高で全国シェア45%、鹿革に至っては95%を占めており、その生産技術は世界随一と言われているそうです。 ジビエの積極利用はもちろん、骨や革まで無駄にしないように、私達も微力ながら寄与していきたいと改めて感じた機会となりました。
第三回 命の授業サミットin奈良に参加しました。
一般社団法人猟協のグループである株式会社TSJや猟師工房ドライブインの仲村様、原田様(写真右側)が実施している「命の授業」に参加してきました!※猟師工房ドライブインとは・・・日本初の鳥獣を活用した道の駅内施設エンターテイメント「猟師工房ドライブイン」は、有害鳥獣駆除をメインの事業に展開する株式会社TSJが鳥獣の利活用による道の駅を利用した新しいビジネスモデルを独自に考案した事業です。同社の強みである鳥獣捕獲から解体・流通までのスキームを使い、今までなかなか口にすることのなかったジビエのお料理が提供されたり、大手ツアー会社と提携した観光事業、同社スタッフによる狩猟体験学習や、当店「イノホイ」が提供する鳥獣捕獲用の罠の販売展示などを行っています。 猟師工房ドライブインは詳細こちら 命の授業サミットとは 駆除鳥獣の命を大切に、無駄にしないために、毎年全国2000名以上の子どもたちに講演を行っている原田様のお話から始まり、奈良県宇陀市に出来た国内最新鋭の食肉処理施設『宇陀ジビエファクトリー』や残渣減容化施設の見学会が実施され、非常に貴重な機会となりました。※宇陀ジビエファクトリー外観原田様のお話の中で最も記憶に残ったのは、狩猟という分野において、持続可能な事業スキームを作りたいということ。猟師になる若者が活躍できるような土台を作ることで、今の世代にはない新たなアプローチが生まれる可能性に着目して多様な事業を推進されているということでした。また、イベントには全国から猟友会会員の方々、処理施設の運営者、大学教授、鹿素材を用いた作家さん等、様々な業種が参加されており、積極的に意見交換が行われていたこともとても印象的でした。 宇陀市は鹿革の出荷高シェア95%! 会場にはシカ、イノシシ、アライグマ、ハクビシンなど10種類ほどの様々な皮が展示されていたのですが、なんと宇陀市菟田野は毛皮の出荷高で全国シェア45%、鹿革に至っては95%を占めており、その生産技術は世界随一と言われているそうです。 ジビエの積極利用はもちろん、骨や革まで無駄にしないように、私達も微力ながら寄与していきたいと改めて感じた機会となりました。
「令和6年度 熊本県森林・山村多面的機能発揮対策地域協議会の活動組織に対する施業技術研修会」に...
当社イノホイは、10月23日(水)に熊本県で、鳥獣被害対策の基礎についての研修会を行いました。 株式会社末松電子製作所の室屋敦紀様(写真)とともに、狩猟業界の現状や課題、効果的な箱罠の設置方法、罠の紹介など、スライドを活用しながら研修を行いました。 被害、捕獲等の現状 農林水産被害の推移 野生鳥獣による農作物被害額は年々減少してはいますが、 令和4年度(2022年度)の農作物被害額は156億円で、全体の7割がシカ、イノシシ、サルによる被害でした。 シカ、イノシシの個体数推移と捕獲目標 環境省は、シカ、イノシシの生息頭数を令和10年度までに半減し、捕獲圧を維持することを当面の課題としています。 シカ、イノシシの捕獲頭数の推移 シカ、イノシシの捕獲頭数は年々上がっており、有害捕獲の取り組みを継続することは社会的にも非常に価値が高く、重要な取り組みとなっています。 箱罠の効果的な運用方法 箱罠の選び方や基本的な設置方法、設置に当たってのポイントなどを踏まえて、効果的な運用方法を説明しました。 最後に イノホイでは、このような研修会やセミナーの実施を行っております。 私たちは罠を取り扱っている会社だからこそわかる知識とノウハウが強みです。 講演の依頼などはこちらへお気軽にお問合せください。 【お問い合わせ先】 鳥獣被害対策グッズ販売 イノホイ 電話:050-8880-2330 メール:contact@inohoi.com
「令和6年度 熊本県森林・山村多面的機能発揮対策地域協議会の活動組織に対する施業技術研修会」に...
当社イノホイは、10月23日(水)に熊本県で、鳥獣被害対策の基礎についての研修会を行いました。 株式会社末松電子製作所の室屋敦紀様(写真)とともに、狩猟業界の現状や課題、効果的な箱罠の設置方法、罠の紹介など、スライドを活用しながら研修を行いました。 被害、捕獲等の現状 農林水産被害の推移 野生鳥獣による農作物被害額は年々減少してはいますが、 令和4年度(2022年度)の農作物被害額は156億円で、全体の7割がシカ、イノシシ、サルによる被害でした。 シカ、イノシシの個体数推移と捕獲目標 環境省は、シカ、イノシシの生息頭数を令和10年度までに半減し、捕獲圧を維持することを当面の課題としています。 シカ、イノシシの捕獲頭数の推移 シカ、イノシシの捕獲頭数は年々上がっており、有害捕獲の取り組みを継続することは社会的にも非常に価値が高く、重要な取り組みとなっています。 箱罠の効果的な運用方法 箱罠の選び方や基本的な設置方法、設置に当たってのポイントなどを踏まえて、効果的な運用方法を説明しました。 最後に イノホイでは、このような研修会やセミナーの実施を行っております。 私たちは罠を取り扱っている会社だからこそわかる知識とノウハウが強みです。 講演の依頼などはこちらへお気軽にお問合せください。 【お問い合わせ先】 鳥獣被害対策グッズ販売 イノホイ 電話:050-8880-2330 メール:contact@inohoi.com
ヴィアマテラス宮崎のおもてなしスポンサー・ブース出店を行いました。
10月13日(日)に行われた、ヴィアマテラス宮崎のホーム最終戦(いちご宮崎新富サッカー場)にて、当社がおもてなしスポンサーとブース出店を行いました。 選手たちの白熱したプレー、サポーターの熱い応援に圧倒された一日となりました。 2024プレナスなでしこリーグ1部 優勝おめでとうございます!
ヴィアマテラス宮崎のおもてなしスポンサー・ブース出店を行いました。
10月13日(日)に行われた、ヴィアマテラス宮崎のホーム最終戦(いちご宮崎新富サッカー場)にて、当社がおもてなしスポンサーとブース出店を行いました。 選手たちの白熱したプレー、サポーターの熱い応援に圧倒された一日となりました。 2024プレナスなでしこリーグ1部 優勝おめでとうございます!
イノシシ撃退対策にはライトが効果的!理由やその他の対策も紹介
イノシシは作物を荒らしたり土地を掘り起こしたりするだけではなく、住宅街では人身被害も起こすなどさまざまな悪影響をもたらす害獣です。イノシシを撃退する方法はいくつかありますが、ライトを使うやり方も効果的といわれています。 本記事では、イノシシ対策のライト効果や具体的な対策法、ライト以外の方法などについても詳しく紹介します。 イノシシ対策にライトが効果的な理由 人が遭遇すると危害を加える恐れのあるイノシシは、実は見た目とは異なり臆病な性質があります。そのため、人間の気配がするところには基本的に近寄ろうとはしません。イノシシが住宅街に出没するのは主に夜間で、人がいない時間帯です。 庭や農地を荒らすなどの被害をもたらしますが、敷地内にセンサー付きのライトを設置しておくとイノシシが近づいたときに驚いて逃げる効果が期待できます。ライトによる対策は、イノシシだけではなくそれ以外の害獣にも有効と考えられます。 ライトでイノシシを追い払う際は、1つだけではなく複数のライトを設置しましょう。1本だけだと、死角ができてしまいイノシシが侵入する場ができてしまいます。 イノシシ対策に有効なライトの種類 イノシシ対策でライトを使う場合は、イノシシを驚かせる種類を選びましょう。一般的に常時点灯しているライトよりも点滅するライトの方が効果的です。また、イノシシは青・青緑と紫の1部について明瞭に識別ができ、色が赤や緑に移行するにつれ見えにくくなると言われています。認識できる強い明るさのライトがよいでしょう。 ライトの明るさは、居住地近くの場合は明るさを抑えたり、遠隔地に設置する際は明るめにしたりとライトを設置する場所や周辺の環境などを考慮して変えます。 白色LED照射ライト 白色LED照射ライトは、明るい白色で夜間でも目立つため、臆病なイノシシへの対策に適しています。特に、300ルーメン以上の高輝度のLEDライトなら明るさが際立つでしょう。白色LED照射ライトの料金相場は、約1万円です。 ライトに超音波や威嚇音を出す機能などがあると、より効果的でしょう。 赤外線センサーライト 赤外線センサーライトは、カメラに搭載された赤外線センサーが動物などの動く熱源を感知すると、自動的にその対象物を照らし出すものです。 赤外線は通常は人間の目では確認できませんが、侵入物を感知しセンサーが働くとLEDランプが赤く発光されるため、何が侵入してきたかチェックできます。イノシシが赤外線センサーライトに照らされると驚いて逃げることが多いですが、感知できる距離は約3~10mまでです。 害獣専門の赤外線センサーライトも売られていて、手頃なものであれば2,000円〜、高額なものでは1万円以上しますが、太陽光ソーラーパネルを使った充電式のものならば、電池が長持ちします。 ただし、赤外線ライトの点滅だけでは驚かずに敷地内へ侵入するイノシシもいるので、感知したときにライト点灯とともに超音波や警告音を発するものを選ぶとより効果的でしょう。 白色ストロボライト 白色ストロボライトは、侵入物を感知すると白色のストロボを発します。イノシシを威嚇するのに十分な効果を発揮します。 1つだけではなく、複数の白色ストロボライトをランダム設定にしておくと定期的に強い光を発するので、イノシシが驚いて逃げていく可能性は高いです。しかし、白色ストロボライトの光に慣れてしまうと、再び侵入してくるようになります。 イノシシをライトで撃退するときのメリット イノシシ対策にライトを使うメリットは次のようなものです。 コスパが良い 農作物の被害を減らせる 防犯効果がある コスパが良い イノシシ対策で使用するライトは、その他のイノシシ対策の商品と比べると価格が手頃で設置の仕方も簡単です。イノシシ対策用のライトには、乾電池式・ソーラー式・バッテリー式の3種類があります。 ソーラー式のライトは、乾電池式やバッテリー式に比べると電池代や電気代がかからないため、ランニングコストを抑えられます。 農作物の被害を減らせる イノシシのような夜行性の動物は、光に弱いため点滅ライトや動く光のライトなどを設置すると、驚いて農作物に近寄りません。人間が寝ている間の時間帯も、農作物への被害を最小限に食い止められるでしょう。...
イノシシ撃退対策にはライトが効果的!理由やその他の対策も紹介
イノシシは作物を荒らしたり土地を掘り起こしたりするだけではなく、住宅街では人身被害も起こすなどさまざまな悪影響をもたらす害獣です。イノシシを撃退する方法はいくつかありますが、ライトを使うやり方も効果的といわれています。 本記事では、イノシシ対策のライト効果や具体的な対策法、ライト以外の方法などについても詳しく紹介します。 イノシシ対策にライトが効果的な理由 人が遭遇すると危害を加える恐れのあるイノシシは、実は見た目とは異なり臆病な性質があります。そのため、人間の気配がするところには基本的に近寄ろうとはしません。イノシシが住宅街に出没するのは主に夜間で、人がいない時間帯です。 庭や農地を荒らすなどの被害をもたらしますが、敷地内にセンサー付きのライトを設置しておくとイノシシが近づいたときに驚いて逃げる効果が期待できます。ライトによる対策は、イノシシだけではなくそれ以外の害獣にも有効と考えられます。 ライトでイノシシを追い払う際は、1つだけではなく複数のライトを設置しましょう。1本だけだと、死角ができてしまいイノシシが侵入する場ができてしまいます。 イノシシ対策に有効なライトの種類 イノシシ対策でライトを使う場合は、イノシシを驚かせる種類を選びましょう。一般的に常時点灯しているライトよりも点滅するライトの方が効果的です。また、イノシシは青・青緑と紫の1部について明瞭に識別ができ、色が赤や緑に移行するにつれ見えにくくなると言われています。認識できる強い明るさのライトがよいでしょう。 ライトの明るさは、居住地近くの場合は明るさを抑えたり、遠隔地に設置する際は明るめにしたりとライトを設置する場所や周辺の環境などを考慮して変えます。 白色LED照射ライト 白色LED照射ライトは、明るい白色で夜間でも目立つため、臆病なイノシシへの対策に適しています。特に、300ルーメン以上の高輝度のLEDライトなら明るさが際立つでしょう。白色LED照射ライトの料金相場は、約1万円です。 ライトに超音波や威嚇音を出す機能などがあると、より効果的でしょう。 赤外線センサーライト 赤外線センサーライトは、カメラに搭載された赤外線センサーが動物などの動く熱源を感知すると、自動的にその対象物を照らし出すものです。 赤外線は通常は人間の目では確認できませんが、侵入物を感知しセンサーが働くとLEDランプが赤く発光されるため、何が侵入してきたかチェックできます。イノシシが赤外線センサーライトに照らされると驚いて逃げることが多いですが、感知できる距離は約3~10mまでです。 害獣専門の赤外線センサーライトも売られていて、手頃なものであれば2,000円〜、高額なものでは1万円以上しますが、太陽光ソーラーパネルを使った充電式のものならば、電池が長持ちします。 ただし、赤外線ライトの点滅だけでは驚かずに敷地内へ侵入するイノシシもいるので、感知したときにライト点灯とともに超音波や警告音を発するものを選ぶとより効果的でしょう。 白色ストロボライト 白色ストロボライトは、侵入物を感知すると白色のストロボを発します。イノシシを威嚇するのに十分な効果を発揮します。 1つだけではなく、複数の白色ストロボライトをランダム設定にしておくと定期的に強い光を発するので、イノシシが驚いて逃げていく可能性は高いです。しかし、白色ストロボライトの光に慣れてしまうと、再び侵入してくるようになります。 イノシシをライトで撃退するときのメリット イノシシ対策にライトを使うメリットは次のようなものです。 コスパが良い 農作物の被害を減らせる 防犯効果がある コスパが良い イノシシ対策で使用するライトは、その他のイノシシ対策の商品と比べると価格が手頃で設置の仕方も簡単です。イノシシ対策用のライトには、乾電池式・ソーラー式・バッテリー式の3種類があります。 ソーラー式のライトは、乾電池式やバッテリー式に比べると電池代や電気代がかからないため、ランニングコストを抑えられます。 農作物の被害を減らせる イノシシのような夜行性の動物は、光に弱いため点滅ライトや動く光のライトなどを設置すると、驚いて農作物に近寄りません。人間が寝ている間の時間帯も、農作物への被害を最小限に食い止められるでしょう。...
気高地区猟友会様向け捕獲研修会に当社執行役員:福士憲吾が登壇しました。
当社イノホイは、8月24日(土)に鳥取県鳥取市にて、狩猟研修会を行いました。 今回は、気高地区猟友会様より講演依頼を受けて、同猟友会の会員様向けに行ったものです。 狩猟業界の現状や課題、罠の紹介など、スライドを活用しながら研修を行いました。 被害、捕獲等の現状 農林水産被害の推移 野生鳥獣による農作物被害額は年々減少してはいますが、 令和4年度(2022年度)の農作物被害額は156億円で、全体の7割がシカ、イノシシ、サルによる被害でした。 シカ、イノシシの個体数推移と捕獲目標 環境省は、シカ、イノシシの生息頭数を令和10年度までに半減し、捕獲圧を維持することを当面の課題としています。 シカ、イノシシの捕獲頭数の推移 シカ、イノシシの捕獲頭数は年々上がっており、有害捕獲の取り組みを継続することは社会的にも非常に価値が高く、重要な取り組みとなっています。 くくり罠(誘引式)の紹介 小林式誘引捕獲について 従来のくくり罠猟では、経験が必要であり、初心者にとっては捕獲効率が悪いことが課題でした。 獣道にくくり罠を設置し、その両脇に餌を置く工夫をすることで、通常のくくり罠より捕獲効率がアップはしますが、獣道に設置する技術が必要なことと、近くにシカが来ても捕獲できないこともまだまだあります。 そこでもっと簡単に捕獲する手法はないのかと、シカの行動を観察して生み出されたわな猟の手法が「小林式誘引捕獲」です。 小林式誘引式のメリット 1.わな設置場所の効率化 餌で誘引するため、従来と異なり道沿線の設置しやすい場所に限定した捕獲が可能です。 また、餌によって捕獲対象を選択することも可能になります。 2.わな設置技術を問わず、捕獲効率も向上 従来のくくり罠による捕獲は、経験や高い技術が必要でしたが、 小林式誘引捕獲は餌で誘引するため、初心者でも簡単に設置でき、捕獲効率も高いことが特徴です。 3.安全性の向上 道沿いに限定して設置できることから、車の中から捕獲の状況が把握できるので安全です。 特にクマやイノシシとの接近遭遇を防ぐことが容易になります。 4.見回り、止めさしの労力軽減 道沿いに限定して設置することで、見回りや止めさし、個体運搬の労力を大幅に軽減することができます。 5.低コスト化 誘引ができれば高い確率で捕獲できるため、捕獲する日を予め設定することが可能です。...
気高地区猟友会様向け捕獲研修会に当社執行役員:福士憲吾が登壇しました。
当社イノホイは、8月24日(土)に鳥取県鳥取市にて、狩猟研修会を行いました。 今回は、気高地区猟友会様より講演依頼を受けて、同猟友会の会員様向けに行ったものです。 狩猟業界の現状や課題、罠の紹介など、スライドを活用しながら研修を行いました。 被害、捕獲等の現状 農林水産被害の推移 野生鳥獣による農作物被害額は年々減少してはいますが、 令和4年度(2022年度)の農作物被害額は156億円で、全体の7割がシカ、イノシシ、サルによる被害でした。 シカ、イノシシの個体数推移と捕獲目標 環境省は、シカ、イノシシの生息頭数を令和10年度までに半減し、捕獲圧を維持することを当面の課題としています。 シカ、イノシシの捕獲頭数の推移 シカ、イノシシの捕獲頭数は年々上がっており、有害捕獲の取り組みを継続することは社会的にも非常に価値が高く、重要な取り組みとなっています。 くくり罠(誘引式)の紹介 小林式誘引捕獲について 従来のくくり罠猟では、経験が必要であり、初心者にとっては捕獲効率が悪いことが課題でした。 獣道にくくり罠を設置し、その両脇に餌を置く工夫をすることで、通常のくくり罠より捕獲効率がアップはしますが、獣道に設置する技術が必要なことと、近くにシカが来ても捕獲できないこともまだまだあります。 そこでもっと簡単に捕獲する手法はないのかと、シカの行動を観察して生み出されたわな猟の手法が「小林式誘引捕獲」です。 小林式誘引式のメリット 1.わな設置場所の効率化 餌で誘引するため、従来と異なり道沿線の設置しやすい場所に限定した捕獲が可能です。 また、餌によって捕獲対象を選択することも可能になります。 2.わな設置技術を問わず、捕獲効率も向上 従来のくくり罠による捕獲は、経験や高い技術が必要でしたが、 小林式誘引捕獲は餌で誘引するため、初心者でも簡単に設置でき、捕獲効率も高いことが特徴です。 3.安全性の向上 道沿いに限定して設置できることから、車の中から捕獲の状況が把握できるので安全です。 特にクマやイノシシとの接近遭遇を防ぐことが容易になります。 4.見回り、止めさしの労力軽減 道沿いに限定して設置することで、見回りや止めさし、個体運搬の労力を大幅に軽減することができます。 5.低コスト化 誘引ができれば高い確率で捕獲できるため、捕獲する日を予め設定することが可能です。...
宮崎大学 GIAHS研究会シンポジウム 2024 「高千穂郷・椎葉山地域と私」に参加しました。
8月26日(月)に開催された、宮崎大学 GIAHS研究会シンポジウム 2024 「高千穂郷・椎葉山地域と私」に参加しました。 特に「狩猟文化とかかわる神楽の広がり」についての講演では、宮崎県内の米良地区の神楽でイノシシやシカの頭を祭壇に供え舞うことが多いがその背景はどういうものがあるのかなど、イノホイにとっても非常に興味深いお話を聞くことができました。 テーマ:「狩猟文化とかかわる神楽の広がり」(民俗学) 講演者:鈴木良幸先生 概 要: 宮崎県では、イノシシ・シカの頭を用いる神楽が行われており、全国的に見ても非常に珍しいケースとなっています。 県内の西米良山系では「イノシシの頭を祭壇に上げて用いる神楽」が12カ所、椎葉山系では「猪肉を次第中に用いる神楽」が7カ所など、分布図を見るといずれも宮崎県の西側に位置する地域であることがわかります。 狩猟と神楽を関連させて研究した結果を、過去の歴史の背景も踏まえながらお話いただきました。
宮崎大学 GIAHS研究会シンポジウム 2024 「高千穂郷・椎葉山地域と私」に参加しました。
8月26日(月)に開催された、宮崎大学 GIAHS研究会シンポジウム 2024 「高千穂郷・椎葉山地域と私」に参加しました。 特に「狩猟文化とかかわる神楽の広がり」についての講演では、宮崎県内の米良地区の神楽でイノシシやシカの頭を祭壇に供え舞うことが多いがその背景はどういうものがあるのかなど、イノホイにとっても非常に興味深いお話を聞くことができました。 テーマ:「狩猟文化とかかわる神楽の広がり」(民俗学) 講演者:鈴木良幸先生 概 要: 宮崎県では、イノシシ・シカの頭を用いる神楽が行われており、全国的に見ても非常に珍しいケースとなっています。 県内の西米良山系では「イノシシの頭を祭壇に上げて用いる神楽」が12カ所、椎葉山系では「猪肉を次第中に用いる神楽」が7カ所など、分布図を見るといずれも宮崎県の西側に位置する地域であることがわかります。 狩猟と神楽を関連させて研究した結果を、過去の歴史の背景も踏まえながらお話いただきました。
狩猟できる鳥獣の種類は決まっている!ルールを守って楽しもう
狩猟は昔から趣味や娯楽として親しまれてきましたが、近年では鳥獣増加による農作物や人への加害が問題になることも多く、地域の人や自然環境を守るための社会貢献として狩猟をするケースも増えてきました。 野生の鳥獣を捕獲できるのは狩猟者のみで、狩猟できる鳥獣の種類や狩猟期間は法律によって定められています。今回は、鳥獣の狩猟のルールについて詳しく解説します。 目次 1狩猟を行うために必要なもの 1狩猟の方法によって免許は異なる 2狩猟できる鳥獣の種類 1鳥類 2獣類 3鳥獣を狩猟できる期間 4狩猟が禁止もしくは制限されている区域について 5狩猟の制限について 1危険猟法 2銃猟の制限 2禁止猟法 6鳥獣の狩猟はルールを守って 狩猟を行うために必要なもの 鳥獣の捕獲は原則として禁止されており、狩猟による捕獲もしくは許可による捕獲のみが行えます。 鳥獣を狩猟するためには、猟法の種類に応じた免許を取得する必要があります。また、免許を取得したあとに、事前に狩猟をしたい都道府県に登録を行い、狩猟税を納付しなければいけません。 狩猟の方法によって免許は異なる 狩猟に必要な免許は、以下になります。 免許 使える猟具 第一種銃猟免許 装薬銃 第二種銃猟免許 空気銃(コルクは不可) 網猟免許 網(はり網、つき網、むそう網、なげ網) わな猟免許 わな(はこわな、はこおとし、くくりわな、囲いわな)...
狩猟できる鳥獣の種類は決まっている!ルールを守って楽しもう
狩猟は昔から趣味や娯楽として親しまれてきましたが、近年では鳥獣増加による農作物や人への加害が問題になることも多く、地域の人や自然環境を守るための社会貢献として狩猟をするケースも増えてきました。 野生の鳥獣を捕獲できるのは狩猟者のみで、狩猟できる鳥獣の種類や狩猟期間は法律によって定められています。今回は、鳥獣の狩猟のルールについて詳しく解説します。 目次 1狩猟を行うために必要なもの 1狩猟の方法によって免許は異なる 2狩猟できる鳥獣の種類 1鳥類 2獣類 3鳥獣を狩猟できる期間 4狩猟が禁止もしくは制限されている区域について 5狩猟の制限について 1危険猟法 2銃猟の制限 2禁止猟法 6鳥獣の狩猟はルールを守って 狩猟を行うために必要なもの 鳥獣の捕獲は原則として禁止されており、狩猟による捕獲もしくは許可による捕獲のみが行えます。 鳥獣を狩猟するためには、猟法の種類に応じた免許を取得する必要があります。また、免許を取得したあとに、事前に狩猟をしたい都道府県に登録を行い、狩猟税を納付しなければいけません。 狩猟の方法によって免許は異なる 狩猟に必要な免許は、以下になります。 免許 使える猟具 第一種銃猟免許 装薬銃 第二種銃猟免許 空気銃(コルクは不可) 網猟免許 網(はり網、つき網、むそう網、なげ網) わな猟免許 わな(はこわな、はこおとし、くくりわな、囲いわな)...