もう迷わない!電気柵の種類別(電源別)の特徴とおすすめ商品をご紹介

もう迷わない!電気柵の種類別(電源別)の特徴とおすすめ商品をご紹介
大切な農作物を野生動物から守ってくれる電気柵。獣害対策アイテムとして効果が高く、被害被害に悩む人にとっての強い味方として活躍しています。

しかしいざ商品を購入するとなると、「どの種類を選べばいいのか」「おすすめの商品はどれなのか」迷ってしまう方も多いのでは。

そこで今回は電気柵の種類別(電源別)の特徴と、おすすめの商品をご紹介します。あなたにぴったりな商品をいっしょに見つけていきましょう。

電気柵とは?仕組みと選び方のポイント

電気柵とは、電気ショックの効果で野生動物に心理的恐怖を植え付け、田畑へ近付かせないようにする獣害対策アイテムです。

電気柵イメージ


柵線(鉄線やワイヤー)には電柵器本体から電気が流れており、野生動物が触れると強烈な電気ショックを与えます。動物は電気ショックに痛みを感じ、「この柵は危ない」「この場所に近付いてはいけない」と学習します。この心理的な恐怖を利用して、田畑へ近付くのを防ぐのが狙いです。

柵線は野生動物が侵入できないよう田畑を囲うようにして設置するため、大切な農作物を獣害被害から守ってくれます。

選び方のポイントは3つ

獣害対策として高い効果が期待できる電気柵ですが、いざ購入するとなると商品の種類が多くどれを選べばいいのか迷ってしまいます。選び方のポイントは大きく3つです。
  1. 電源の種類で選ぶ
  2. 柵線の段数で選ぶ
  3. 機能から選ぶ
1つ目は電源の種類。電気柵は本体部分から電気を発生させますが、商品によって出力される電源の種類が違います。手軽に利用できる「乾電池式」や電気代のコストを抑えられる「ソーラー式」などが存在します。

電気柵を購入する際は、設置する環境やコストの負担などから、まずは電源の種類を決めておきましょう(本記事後半では電源の種類について詳しく解説しています)。

2つ目は柵線の段数です。電気が流れる柵線は対象となる動物の種類によって段数を調整します。サイズが大きいイノシシであれば2~3段、サイズが小さいサルであれば柵線の間隔を狭めるため8段といった具合です。

段数が増えれば、それだけ柵線の長さやガイシ(柵線を支えるフック)の数も増えます。段数が多い場合は、本体購入時に段数分の資材がまとめて購入できるセット商品を選んでみましょう。

3つ目は電気柵に備え付けられた機能です。電気柵はメーカーや製品の種類によって、機能が違います。たとえばソーラー式の電気柵は、ソーラーによる発電量が少ない場合に、内部バッテリー(乾電池等)に切り替える機能を搭載した商品があります。

また操作パネルやボタンの視認性・扱いやすさなどに注目すると、購入後の満足感につながる電気柵選びができます。

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★電気柵の設置方法を解説!事前の準備や動物別のポイントも紹介

電気柵の種類別の特徴とおすすめ商品

ここからは電気柵の種類別の特徴について解説します。電源の種類によってどのような特徴の違いがあるのか見ていきましょう。

また種類ごとのおすすめ商品もご紹介していますので、電気柵を探している方はぜひ参考にしてください。

1.バッテリー・乾電池式

【メリット】
  • 市販の動力源で稼動できる
  • 充電式なら繰り返し利用できる
  • 設置場所を選ばない
【こんは人におすすめ】
  • 電源がない場所に設置したい
  • 交換用バッテリーは手軽に入手したい
  • 充電式で繰り返し使いたい

『バッテリー・乾電池式』は、電気柵本体の充電式バッテリー(シールドバッテリー)や外部バッテリー(自動車バッテリーなど)、乾電池などを使用して電源を確保する種類です。

電気柵の種類の中でもポピュラーなタイプで、自動車用バッテリーや乾電池など市販されている動力源で稼動できる点が好まれています。また、充電式バッテリーであれば何度も繰り返し利用が可能。動力源が独立しているため、電源コードが届かない場所や、日が当たらずソーラー発電ができない場所など、設置場所を選ばない点も魅力です。

ネックとなるのは充電や電池交換が必要なこと。電気柵が通電していない間に動物が侵入してしまうと、「この柵は安全だ」と学習してしまい、対策の効果が下がってしまいます。バッテリー切れや電池切れを起こさないよう残量をチェックしたり、本体の稼働時間をあらかじめ確認するなどして対応してください。

【本体のみ】アポロ 電気柵本体 AP-2011

電気柵AP-2011

バッテリー・乾電池式の電気柵でおすすめなのが『アポロ 電気柵本体 AP-2011』です。

アポロは昭和52年に日本初のエレクトロニクス・プロパン式爆音機(爆音で動物を追い払う獣害対策アイテム)を開発した、鳥獣害防護機器の専門企業です。

AP-2011は単一アルカリ乾電池8本で稼動可能。一日12時間の使用で約50日稼働します。また別売りの12VバッテリーやACアダプター、ソーラーパネルとの組み合わせもできるため、設置場所や用途に応じて電源の種類を変更できるのも魅力です。

最大約10,000Vの高出力ながら、操作ボタンはシンプルに設計されているため、簡単に運転の切り替えや設定が行えます。電源ランプが点滅し、電気交換時期を知らせるため、電池切れやバッテリー切れにも気付きやすい商品です。

設定により、周囲の明るさを感知して自動的に『昼のみ』や『夜のみ』の稼働も可能で、バッテリーの消耗を抑え長期間の使用を実現します。

★ご紹介した商品はこちら

【セット】アポロ 電気柵 AP-2011 3段張りセット 小動物対策

電気柵AP-2011セット


アポロのAP-2011は、本体に電気柵設置に必要な資材が付いたセット商品も販売しています。『3段張りセット 小動物対策』のセット内容は以下のとおりです。

  • FRPポール(直径14mm×高さ900mm)
  • 直径14mm用フックガイシ
  • 電柵線
  • 簡易テスター
  • ゲートハンドル
  • 巻取機

この他にも2段張りや4段張りなどのセット商品も販売していますので、商品ラインナップから用途に合わせてお選びください。
★ご紹介した商品はこちら

2.ソーラー式

【メリット】

  • ソーラー発電で電気代を節約
  • 電源が届かない場所にも設置可能
  • 見回りの手間を軽減

【こんは人におすすめ】

  • 電気代のコストを抑えたい
  • 電源が届かない場所に設置したい
  • 見回りの回数を減らしたい

ソーラー式の電気柵は、ソーラーパネルを使って電気を発電できる種類です。太陽光が当たる場所なら電気代がかからず、ランニングコストを抑えられます。また電源が届かない場所にも設置できるため、柔軟な電気柵の設置が可能となります。ソーラー式は充電バッテリーや乾電池と併用できるタイプが多いため、頻繁に見回りをしてバッテリーの確認をする手間を軽減できます。

一方で日当たりが悪く太陽光を確保できない場所には不向きです。また初期費用が他の種類に比べて割高な点も確認しておきましょう。

【本体のみ】防獣くんソーラー600

ネクストアグリ ソーラー600

ソーラー式の電気柵をお探しなら、ネクストアグリの『防獣くんソーラー600』が人気です。ネクストアグリは、高品質な電気柵商品をお手頃な価格で数多く販売している獣害対策メーカー。

防獣くんソーラー600は、コンパクトなボディながら最大電圧は約8,500Vとハイパワーを実現。電気ショックにより野生動物の侵入を防ぎます。ソーラー発電だけでなく、付属の充電式バッテリーや別売りのACアダプターでも稼動できるため、不通電の時間を減らし効果を最大限に発揮できる商品です。

操作パネルの視認性が高く、電気の出力時は緑色のランプが点灯。シンプルな操作性も魅力で、スイッチは連続稼働・夜間のみ稼働・オフの3種類のみの簡単設計となっています。

★ご紹介した商品はこちら

【セット】電気柵 防獣くんソーラー600 2段張りセット イノシシ対策

ネクストアグリ ソーラー600セット

防獣くんソーラー600には、必要な資材がまとめて揃うお得なセット商品をご用意しています。セット内容は以下のとおりです。

  • FRPポール(直径14mm×高さ900mm)
  • 直径14mm用フックガイシ
  • 電柵線
  • 簡易テスター
  • ゲートハンドル
  • 巻取機

3段張りや2段張りのセットもご用意しているので、用途や動物の種類に合わせてお選びください。
★ご紹介した商品はこちら

3.AC電源式

【メリット】

  • 家庭用コンセントから給電可能
  • ケーブルで安定したパフォーマンスを実現
  • バッテリー交換の手間がかからない

【こんは人におすすめ】

  • 安定したパフォーマンスを実現したい
  • 手軽に電源を確保したい
  • バッテリー交換の手間を減らしたい

AC電源式は、家庭用のコンセントにACアダプターをつないで使用する電気柵です。

使い慣れた家庭用コンセントから電源を確保できるため設置が簡単。ケーブルで直接電気を供給するため、バッテリー切れや電源切れの心配がありません。安定したパフォーマンスを実現できるのが、AC電源式の最大のメリットでしょう。

一方で設置場所がケーブルが届く範囲に限定される点や、電気代が発生してしまう点はネックです。

【本体のみ】電気柵 防獣くん AC5000 100V電源タイプ

ネクストアグリ 防獣くんAC5000

AC電源式の電気柵ならネクストアグリの『防獣くん AC5000 100V電源タイプ』がおすすめです。

100V電源なので家庭用コンセントで使用可能。最大電圧11,000Vのハイパワーで厄介な野生動物の侵入をシャットアウトします。光センサー付きなので、被害のある夜間だけの運用も可能。電気代を抑えつつ、しっかり獣害対策に取り組めます。
★ご紹介した商品はこちら

【セット】 電気柵 防獣くんAC5000 4段張りセット シカ対策

ネクストアグリ 防獣くんAC5000セット

防獣くんAC5000は、電気柵の設置に必要な資材がまとめて揃うセット商品を販売しています。『4段張りセット シカ対策』は本体と合わせて以下の資材がセットになっています。

  • FRPポール(直径14mm×高さ900mm)
  • 直径14mm用フックガイシ
  • 電柵線
  • 簡易テスター
  • ゲートハンドル
  • 巻取機

段数や動物に合わせて8段張りや3段張り、2段張りといったセットもご用意していますので、商品ラインナップからご希望の商品をお選びください。
★ご紹介した商品はこちら

まとめ

今回は電気柵の種類別の特徴についてご紹介しました。

電気柵は電源の種類に違いがあります。バッテリー式や乾電池式、ソーラー式やAC電源式などが主な種類で、それぞれに商品の特徴があります。本記事では各電源の違いや、メリット・デメリットについて詳しく解説していますので、商品選びの手引きとしてお役立てください!

また「どれを購入すればいいか迷ってしまう」という方のため、各種類別のおすすめ商品もご紹介していますので、こちらもぜひ参考にしてください。 電気柵おすすめ商品
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