電気柵の電圧が低い場合の原因と対処法

電気柵の電圧が低い場合の原因と対処法
害獣対策として広く使用される、電気柵。農作物に近づく動物に電気ショックを与えることで、効果的に農作物被害を食い止めることができます。

しかし電気柵の電圧が低いと、その効果は激減。害獣が侵入してしまう可能性が高くなり、被害が広がってしまいます。効果的な電気柵を維持するためには、しっかりとしたメンテナンスが重要になってきます。
そこで今回は、電気柵の電圧が下がる原因とその解決方法について解説していきます。

正しく設置して定期的な管理を行いましょう


正しい設置方法であれば、十分な効果を発揮する電気柵。効果の維持には、定期的な管理が必要不可欠です。電気柵の調子が悪いと感じたときや、長期的に倉庫などに保管し再設置する際などは、正しい設置方法を改めて確認した上で、使用するように心がけましょう。

「ワイヤーの電気が流れていないように感じる」「電圧が弱く、効果が下がっている」と感じたときには、「漏電」の可能性もあります。
これから紹介する点を点検いただき、スムーズに問題箇所を特定、改善していきましょう。ぜひ、以下の点をチェックしてみてください。

植物の絡まりによる漏電

周辺の草木が伸びて電気柵のワイヤーに触れたり、落ち葉がワイヤーに引っかかることで漏電し、大幅に電圧が下がります。こまめに草刈りをするか、電気柵用の防草シート(アース機能付き)を設置するのも一つの手です。定期的に、周辺の草木の管理をしましょう。

★おすすめ草刈機
草木の管理は、重労働で手作業には限界があるため、草木の管理に最適な草刈機を活用することをおすすめします。
作業場所を考慮したハンドル形状、携帯性や収納性、体への負担などを考慮してお選び下さい。

工進 KOSHIN スマートコーシン 充電式草刈機 SBC-1825L


軽量で駆動時間が長く、繰り返しの充電に適したリチウムイオンバッテリーを採用し、操作が簡単で使いやすく、軽い、コードレス商品です。

・傾斜地におすすめ
草刈機の振動をコントロールしやすく、縦方向に動かしやすいので、傾斜がある場所でも平地でも作業しやすいハンドルです。

・電動式だからスイッチひとつで簡単操作
わずらわしい操作や、給油の手間が不要。メカに強くなくても、手軽に使えます。 爽やかな朝の空気も汚さない、排気レス。お手入れもとても簡単です。

・静かだから早朝や休日でも近隣を気にせず使える
エンジン音がしない分、静かなので、早朝や休日でもご近所を気にせず作業できます。 庭のお手入れが、思い立ったときにサッとはかどります。

・草が絡みにくい
刈った草の後始末をラクにし、草の汁ハネも軽減します。本体内部は草が入りにくいラビリンス構造。

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工進 KOSHIN スマートコーシン 手押し式充電草刈機 SBC-3625C2


 ・ナイロンコード採用で際刈りもOK
ナイロンコード式なので、庭木や縁石などへの接触で傷つける危険が少なく、安心です。

・大型タイヤで安定性ばっちり!
大型タイヤが2輪ついているので、凸凹地面でも安定して移動できます。

・電動式だからスイッチひとつで簡単操作
わずらわしい操作や、給油の手間が不要。 メカに強くなくても、手軽に使えます。 爽やかな朝の空気も汚さない、排気レス。お手入れもとても簡単です。

・コンパクト収納! ハンドル部分とタイヤ部分が折りたためるので、乗用車でも楽に移動ができます。

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支柱の鉄部分、リング碍子のネジ部分の触れによる漏電

電気柵ワイヤーが鉄部やリング碍子のネジ部分に接触していることでも漏電します。適切な電気柵ポールや碍子を使い、漏電対策を心掛けましょう。

アースの設置不良による漏電

アースが設置不良の場合も、電圧が上がらず害獣に与えるショックが小さくなってしまいます。以下の点を確認し、正しい設置がなされているか適宜確認しましょう。

・端子から抜けていないか
・アースは切断されていないか
・地面に正しく挿し込まれているか
・本機の性能に応じた必要本数が設置されているか
・古くて錆びていないか
・差し込んだ地面は、砂地のように乾いた場所ではないか

本体の故障

上記の事項が当てはまらない場合、故障の可能性があります。 本機にセットされているワイヤーを外し、本機をどこにもつながっていない状態で作動しましょう。プラス端子部分にテスターの計測部分、マイナス端子部分にテスターのアース棒部分を当てて、点検を行います。 正常な電圧数値であれば本機は正常です。電流を検知できないようであれば、故障している可能性が高い状態です。 点検修理を行いましょう。

まとめ

今回は、電気柵の電気圧低下の原因「漏電」の要因やその対策についてご紹介しました。 電気柵を設置したあとは、定期的なメンテナンスを行い、効果を最大限に出せるようにしたいですね。
電気柵を使用しない時期に入ったら、できるだけ電気柵ワイヤーは回収し、また次年度に使用する際に貼り直しましょう。 ワイヤーを残した状態で、電源を落とすことはしないことがおすすめです。
電気の流れていないワイヤーは、動物にとってただのヒモ。残した状態にする際には、必ず通電しておきましょう。
また、そもそもの電気柵の適切な電気圧の詳細、その計測方法などもご紹介しています。ぜひご参考にされてください。 https://inohoi.com/blogs/knowledge/210219 電気柵おすすめ商品
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