狩猟を行うには、まず猟法にあった免許を取得する必要があります。狩猟免許は4種類あり、各都道府県で実施される試験に合格しなければいけません。 本記事では、狩猟免許の取得方法や必要書類、受験の流れ、合格後の手続きなどについて詳しく紹介します。 目次 1狩猟免許の種類 2狩猟免許の取得方法 1各都道府県で受験する 23種類の試験を受ける 3狩猟免許取得の流れ 4狩猟免許取得に必要なもの 5狩猟免許取得の費用 6狩猟免許を取得したら 1狩猟者登録を行う 2銃の所持許可を取る 7猟免許は猟法にあったものを取得しよう 狩猟免許の種類 狩猟免許は、次の4つがあります。 免許の種類 行える狩猟 わな猟免許 罠を使った猟 網猟免許 網を使った猟 第一種銃猟免許 ・散弾銃、ライフルを使った猟 ・空気銃(エアライフル)を使った猟 第二種銃猟免許 空気銃(エアライフル)を使った猟 狩猟免許は、網猟・わな猟免許が18歳以上、銃猟免許は20歳以上であれば受験可能です。 狩猟免許の取得方法 狩猟免許の取得方法について見ていきましょう。狩猟免許は年に数回ほど開催されています。 各都道府県で受験する 狩猟免許は、住んでいる地域の都道府県で受験しなければいけません。試験に合格し、各知事が発行する狩猟免許を取得すれば狩猟が可能となります。狩猟免許は全国で有効のため、取得していればどこでも狩猟ができるようになります。 3種類の試験を受ける 狩猟免許の試験内容は3種類あります。それぞれ4つの免許で試験問題の内容は変わりますが、3種類の試験自体は同じです。 知識試験 午前中に知識試験が行われます。3択の選択式の問題30問を、制限時間90分の間に解きます。知識試験は、21問以上70%正解すれば合格です。 知識試験で問われるのは、法令や狩猟免許制度、猟具の種類や取り扱いに関する知識、狩猟鳥獣や狩猟鳥についてです。また、獣と間違われやすい鳥獣の生態や個体数管理の概念および鳥獣の保護管理などに関する知識の問題も出題されます。 適性試験 適性試験では、視力や聴力、運動能力のテストを受けます。視力は、取得する免許によって異なる基準が設定されています。 わな猟・網猟...